表具工房 楽(らく)は2006年に東村山市にオープンした表具店です

 ★掛軸・額の制作      ★古画の修復
 ★ふすま・障子の張替    ★内装工事  ・・・など

日常を彩る、和紙と裂(きれ)と糊を使ったお仕事をしています。
こちらの
メインサイトもご覧ください。

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2012年1月29日 (日)

絶賛糊炊き中

絶賛糊炊き中

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2012年1月24日 (火)

今年最初の

新年も明けて、

お茶の初釜も済んで、

大相撲の初場所も終わり(把瑠都初優勝!)、

何か忘れている気がするなぁと思ったら、

このブログのことを忘れていました。

今年最初の更新です。
本年もよろしくお願いいたします。
何か表具にまつわるネタを仕込んでブログを更新してゆきます。

今週末は表粋会で二年に一度の糊炊きに行ってきます。
寒糊の仕込みは冬の風物詩ですね。

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2011年12月31日 (土)

2011年 ありがとうございました

2011年もあと数時間で終わりです。
今年最後の仕事は昨夜仕上げて、今日お納めして、
本年はこれにて終了。
無事に新年を迎えられることをうれしく思います。

今年は未曾有の天災・人災に見舞われ、
不安な気持ちの多い一年でした。
被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
茶道では暮れの時期の掛け物に「無事」という一行書を選ぶことが多いですが、
今年ほど「無事」に一年を終えられることのありがたさをしみじみと感じた年はありません。
来年は明るい話題の多い年でありますように。

この暮れは、年内にお納めするお約束のものが溜まりに溜まって、
フル稼働で大変なことになっておりました。
でもこうしてお仕事をいただけることでお店が成り立ってます。
どうもありがとうございました。
来年はもう少し計画的に仕事を進めようと反省しつつ、
新年からの仕事の計画を立てております。

今年一年、どうもありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。

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2011年12月12日 (月)

絶賛張替え中

111212_1130

師走ともなれば、表具屋の本格張替えシーズン到来です。
日々、襖・障子の張替えに追われています。
今日の襖はなかなか張替え甲斐のある様子。

しかしながら、掛軸・額などの表装の仕事もたいへんに溜まっており、
そちらも夜なべ仕事で精力的に進めて行かなければならない状況。
只今から襖・障子の張替えをご依頼いただきますと、
12月最終週の施工となる予定です。
12月は大晦日までやっております!!

111212_1655

今日張り替えた襖はこんなに綺麗になりました。
きっとお部屋が明るくなると思います!
お客様に喜んでいただけるとうれしいです。


★年内の張替えの受付は終了いたしました★
本年もありがとうございました!
大晦日まで突っ走ります。

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2011年12月 1日 (木)

表粋会で屏風製作

この前の日曜日、表具研究グループの表粋会の集まりがありました。
今は技術講習として風炉先屏風を共同で製作しています。

表具の技術というのは、先人が試行錯誤の上に練り上げてきたものですが、
その手法をただ受け継いでいくのではなく、
我々表具師はその作業の意味や効果をつきつめて考え、
工夫を重ねていかなければなりません。
ただ「こうやると教わった」だけでは足りないのです。

今回の屏風製作にあたっては、
骨の種類、寸法の決定、下張りの手法や材料、
ひとつひとつを会員みんなで意見を出し合い、議論しながら進めています。
作業時間よりも議論に掛ける時間のほうが長いくらい、
様々な意見が噴出してとても勉強になっています。

表粋会のブログができました。
活動内容などをご紹介していますので、ぜひご覧ください。
 『表粋会』

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2011年11月22日 (火)

古典柄の襖

111122_1251a

古典的な襖絵を踏襲した続き柄の襖紙です。
これは2枚組みですが、4枚組みのものもあります。
絵柄はこのような山水図や、松・梅・鶴・虎・牡丹・・・などなど。
こういった柄はかなり重厚感があるので最近はあまり出ませんが、
柄が続いていくところが、張ってる側は楽しいです。
私は結構好き。

最近ありがたいことに忙しくてバタバタしてます。
掛軸の仕事が遅れ気味で申し訳ありません。

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2011年11月17日 (木)

個展 と どぜう

昨日は、新宿の京王プラザホテルに、
日頃仕事でお世話になっている石井松琴さんの個展を観に行きました。
外国の風景や花が流れるようなタッチで描かれています。
松琴さんは私よりもだいぶ年上ですが、とてもバイタリティー溢れる方で、
その絵柄からは大らかさが滲み出ているようでした。
会場でお会いした松琴さんの知人の老紳士もご自身の趣味を生き生きと語られて、
私なんぞはもう若いともいえない年齢となって
何事にも消極的な考えしか浮かばなくなっている昨今だったので、
お二人の前向きさに大いに刺激を受け、反省もしたのでした。

個展を拝見した後は、その足で浅草の「駒形どぜう」へ向かいます。
うちの店主の友人のお誘いで「新そばとどぜうの会」です。
駒形どぜうの社長さんが自ら蕎麦打ちを披露してくださり、
新そばとどじょう尽くしの食事をいただきます。
私はどじょうは初めて。
どじょうは苦手な人もいるといいますが、「食べられる?」と心配されても
それは一度食べてみないことにはわかりませんて。

駒形どぜうの社長さんはその口調も小気味よいちゃきちゃきの江戸っ子といったふうで、
「いやね、どじょうを捌くほうがちょっとは上手いんですよ」
などと軽口を叩きながら、見事な蕎麦打ちの腕を披露してくださいました。
さすが料理人です。
しかしこのお店で蕎麦をいただけるのは毎年のこの会だけ。
特別メニューなのです。

さてさて初めてのどじょう鍋。
10cm内外のどじょうがびっしり乗った小鍋が卓に運ばれてくると、
途端に友人が鍋奉行と化しました。
「上に葱を乗っけて。それじゃ少ないよもっと隠れるくらいに」
「ほら、煮詰まっちゃってるよ、割り下足して」
「鍋に隙間ができたらそこに牛蒡を乗せるから。あ、すいませーん、牛蒡追加」
終始この調子。
肝心の初めてのどじょうの味はというと、私はおいしくいただけました!
鍋のほかにどじょう汁や、う巻きならぬどじょうの巻かれた卵焼き、茶碗蒸しもどじょう入りで、
どじょう、どじょうのどじょう尽くし。
30匹くらいは食べたんじゃないでしょうか。

帰り際に、私が相撲好きだという話になり
鍋奉行さんから「じゃ、次はちゃんこに行きましょう。いいちゃんこ屋知ってるから」。
ほんとに行くのかな???

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2011年10月29日 (土)

オヒャー、タウタウロー

何事か、というようなタイトルですが、大丈夫です。正気です。

店主が年末の乱能で笛を吹くことになり、今からその稽古に余念がありません。
笛の譜面は、私のような素人にはまるでわからないのですが、
西洋音楽の五線譜とはまったく異なり、
オヒャー、ロルラー、タウタウロー、などと
声に出して歌いながら旋律をおぼえるものらしいです。
それで店主が連日のように暇さえあればオヒャオヒャ言ってて、
気になって仕方ありません。
つい余計な合いの手を入れそうになるのを堪えております。

ところで乱能とは:
通常、能楽はシテ方、ワキ方、狂言方、囃方と完全分業制ですが、
時折、乱能といって役を交換して催される、一種お祭りのような会があるのです。
店主は狂言方なので、今回は笛と舞囃子の地謡のお役をいただきました。
普段と違う役をやるのは難しくて大変だけど勉強になる、とのことですよ。
私も観に行きたいところですが、場所が京都なので諦めて留守番してます。

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2011年10月24日 (月)

シミ恐い

肌にポツポツとできるシミ、それも恐怖ですけれど、
表具屋にとって恐いのが、紙魚(しみ)。
紙を食べる小さく銀色の虫です。

今日、お寺さんの障子の張替えで引き取りに伺ったら、
その障子に紙魚の姿が。
ひぃ~、ヤバイ。
できるだけ店についてこないようによく払って、
持ち帰った後はしっかり殺虫剤を吹きかけました。
こわい、こわい。

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2011年10月 5日 (水)

今更ですが、作品展の作品

先月頭にあった表装作品展から、早ひと月経っていました。
今更という感じですが、当店の出品作です。
まず、店主の掛軸から。
Dscf2560_2

自筆の仏陀の言葉を台貼りの真ノ草で仕立てました。
中廻しの裂は古い袈裟で、天地は高野裂。

-『好ましいものも好ましくないものも共に捨てて何ものにも執着せずこだわらず諸々の束縛から離脱しているならば彼は世の中を正しく遍歴するであろう』-

という本紙に書かれた仏陀の言葉は、座右の銘、でもなんでもなく、
なんとなく本から選んだ言葉だそうですよ。
天地の裂は玉葱で色味を濃くしたら思ったより明るい色になってしまったとか。
でもこの色はこの色でいいんじゃないかなーと私は思います。
本紙は丁子(クローブ)で染めて古色をつけました。

次は私の掛軸。
Dscf2563

本紙は滝和亭の画で、煎茶席に合うイメージで文人趣味に明朝で仕立てました。
この裂はヤシャブシで色をかけてちょっと落ち着かせたのですが、
それをベテランの先生に「この裂は一杯呑ませたんだろ?」と聞かれ、
面白い言い方があるんだなと感心してしまいました。
実はこの本紙は、去年出品した作品と対になっており、
形式や取り合わせは去年とはまったく違うのですが、
巾や軸先を去年のものと揃え、前回は中廻しに使った裂を今回は筋に使って、
密かな統一感を出しました。
これは私の個人的な楽しみ。
対幅用の軸箱を注文したので一緒に納めます。

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«九月場所が始まりした。が、蒼国来は。